(街散歩)8-黒目川
6月、7月は長雨で散歩にでかける回数も減ってしまいました。晴れ間をみつけて出かけても鳥の姿は少なく、夏鳥としてはコチドリだけを撮ることができました。遠方でしたが、歩く姿はかわいらしく、出会えてよかったです。

留鳥たちの子育ての様子を見ることができました。
にぎやかな鳴き声をたてながらシジュウカラの集団が植え込みや街路樹の中を飛び移っていました。近づいてみると、親子でペアになっています。下の写真は親鳥が植え込みの中に飛び込み、餌をとって出てきたところです。幼鳥は植え込みには入らずに餌を要求する鳴き声をたてています。この後、親鳥が背中を向けてしまったので推測になりますが、餌を見せるだけであたえなかったと思います。セキレイと同様に、餌となる虫の居場所、取り方をみせて、幼鳥が自分でとれるように教育をしているのだと思われます。

カルガモの親子も見かけました。幼鳥たちは上流にむかって、川縁の植物の根元に頭を突っ込んで、それぞれが勝手に食事をしています。親鳥は川縁より少し離れて、幼鳥の様子をみながら周囲への警戒をしています。警戒すべき時には幼鳥を呼んで、その声に反応した幼鳥が川の流れを利用して親鳥に近づいていました。植物質の餌をとるカルガモは、餌取り教育よりも安全管理がメインのようです。

トンボやチョウが姿をみせました。アゲハチョウもいたのですが、動くのが早くて残念ながら撮れていません。





流れのおだやかな場所でみつけたアメンボウ。動くと水面に波紋ができます。

植え込みにきれいな花が咲いていました。心ある人が管理されているものかと思いますが、癒やされます。
