(街散歩)5-黒目川
東京都による外出自粛要請が3月28日に始まり、今も続いています。不安をあおるようなメディア報道を見ていても仕方がないのでテレビを観る時間はずいぶんと少なくなりました。散歩は自粛対象からは外れているので、健康のため極力出かけるようにしています。4月は「カワセミの飛び込み(連写撮影)」意外にも春らしい写真が撮れましたので投稿します。

都心の住宅街に進出して数を増やしていると聞いているシジュウカラです。動きが速くてなかなか撮れなかったのですが、ようやく撮れた一枚です。

河川整備が終わり砂利が敷き詰められた河原にいました。遠目にはカップルかと最初は思ったのですが、成鳥の後ろを追いかけうるさく鳴いているので親子と分かりました。親鳥は虫を捕まえて加えていますが、幼鳥には見せびらかすだけで、自分のお腹に入れています。獲物を捕らえる方法を見せて、幼鳥が自ら捕まえられるように教育している情景です。この後のコマには、親鳥が餌を捕まえた辺りをじっと眺める幼鳥の様子が写っていました。その真剣な表情がかわいらしかったです。

4月になってチョウチョの姿も増えましたが、小さくて、動きが速いので、カメラで追うのは容易ではありません。この日は2頭のチョウチョが紫色の花の近くで、近づいたり離れたりを繰り返しているシーンに出くわしました。距離は遠かったのですが、連写をしてとらえることができました。

この日は鳥の姿が少なく、「成果なしか!」と思っていたら、菜の花にモンキチョウが止まってくれました。黄色い花に黄色いチョウ、それなりに絵になる写真が撮れました。

このシーンの前に餌を捕まえて別の枝に止まっていたカワセミなのですが、2度目の飛び込みで魚を捕まえ、私の方に向いて止まってくれました。カワセミの体と同じくらいの大きさの小魚ですが、何度も枝にたたきつけていました。魚がおとなしくなってから飲み込むのかと思っていたら、さすがに加え直しても飲み込むことはできず、後ろにむきを変えて、そのまま飛び立っていきました。つぎの写真がその後ろ向きの姿です。


いつも姿を見せて川辺をにぎやかにしているカルガモです。この鳥は一羽でいたのですが、なんとなく気になってカメラを向けていました。カメラの設定を、シャッタースピードを1/1600秒にし、連写モードにしてあったのですが、まさか飛び立つとは思っていませんでした。動き出しの最初の一枚ですが、水面からジャンプするために羽根を前から後ろにかくようにしています。その羽根を美しく撮ることができていて、良かったです。この次のコマは全身が画面いっぱいに写っていて素晴らしいのですが、横はばいっぱいですので、こちらへの掲載はやめにします。

桜の花の中に姿を見せてくれたホンセイインコです。

よく見かけるヒヨドリですが、地味な鳥なのでカメラを向けることはあまりありません。今回は桜の中にいてくれたので、絵になるように写真におさめました。

最寄り駅の「富士見テラス」からの眺めです。自粛が始まってから約3週間、日曜日、風も吹いていて、気持ちのよい空でしたので、久しぶりにテラスに上がってみました。富士山の裾野も手前の山の稜線もしっかりと見えています。これほどクリアに見えたのは私は初めてで、ちょっと感激しました。自粛も悪いことばかりではないと思った日でした。