(街散歩)26-ツミ

3月(街散歩/23)に見かけたツミが同じ場所で子育てをしてくれることを願っていました。何度も巣のあった木の下へ通っていましたが一向に姿を見ることができませんでした。ほぼあきらめかけていたころ、7月16日ですが、突然、現れました。

巣に3羽の雛!
巣にもどってきた親鳥

巣には3羽の雛がいました。親鳥が餌を運んできます。

巣の中での羽ばたき

19日、成長の早い雛が羽ばたきの練習をしていました。このときに、雛は3羽ではなく4羽であると分かります。

巣から出て枝に止まっています。

7月24日、巣は空になっていて、3羽が近くの枝に止まっていました。巣がせまくなったのと、雨や直射光を避けるためかと思います。

親鳥

7月24日、周囲を見上げると親鳥が高所のアンテナに止まっていました。成長の早い雛の様子を観察しているのでしょうか。餌取りに出かけずにしばらくの間、止まっていました。

あと少しで巣立ちでしょうか。

7月28日、巣は空で、周囲の枝にもツミの姿はありませんでした。巣立ちをしたようですが念のため周囲の木にいるかどうか探してみました。すると一羽だけが残っていました。時々鳴き声を上げていましたので観察していると、親鳥がやって来ました。まだ餌をもらっているようです。

雛は親鳥を追いかけるように飛び立ち、親鳥の後を追いかけていきました。親鳥は獲物を巣に運んだようですが、その木にはオナガが群れになっていて、どうもその餌をオナガに横取りされたようでした。しばらくは鳴き声を上げていましたが、あきらめてもと居た木にもどり、また親に催促の鳴き声をあげていました。

一番成長の遅い雛も、わずかに産毛が残っていましたがしっかり飛べるようになっていましたので、すぐにでも自力で餌をとりに出かけていけそうです。翌日にでも巣立ちをしそうな雰囲気でした。

昨年に続き同じ場所でツミが子育てをしてくれました。高所を下から見上げるためカップルで枝に止まっているとか、巣作りをしているとかの様子を見ることができていれば、もう少し早く気がついたのですが、ちょっと残念です。それでも、前年には見ることができなかった様子を観察でき、写真にも納めることができたので良かったです。